災害時に揃えておきたい備蓄品 10選

総務省 家計調査のデータを元に2011年3月に 起きた東日本王地震の後特に消費が多かっ た品目を10種類ご紹介していきます。実際に災害時に買い集めていては売り切れなど発生している可能性もあるので今のうちい揃えておいてもいいかなと思って調べた次第です。中にはもっと必要な物あるんでは?と思う物もありましたが、こういうデータから先を見越しておくのも良いなと感じたので記事にしておきます。

ちなみに災害時に役立つ防護具やライト、ラジオなどの防災用品や災害時にも健康を保つことを考えて厳選した備蓄食料についてもご紹介しています。災害はいつ来るか予測 ができないため必要と思った時に備える ことをお勧めします。

目次

10位 お餅(備蓄用)

震災直後に手軽に食べられるお餅が10位にランクインしています。真空パックになっているものは日持ちが良く、カロリーも高いため、多くの人が購入したと考えられます。ただし、お餅は食べる前に熱を通す必要があり、そのためにはカセットコンロや電子レンジが必要です。災害時には電源確保が重要であり、ポータブル電源を準備しておくと便利です。電子レンジだけでなく、他の用途にも活用できるポータブル電源の調達も考慮すると良いでしょう。

9位 粉ミルク

赤ちゃんにとってミルクの確保は死活問題です。地震後、多くの親が粉ミルクを買い占めましたが、粉ミルクには熱湯が必要という課題があります。これに対し、明治の液体ミルク「笑みラクラクミルク」は常温保存が可能で、アタッチメントと乳首を備えておけば哺乳瓶の消毒も不要です。災害時にストレスで母乳が出なくなることもあるため、液体ミルクの備蓄を推奨します。特に赤ちゃんがいる家庭は保険として購入しておくことが重要です。

8位魚介の缶詰

防災用の缶詰として、シーチキンやサバの缶詰が人気です。缶詰は魚の長期保存が可能で、タンパク質やEPAなどの栄養素を摂取できます。しかし、缶詰の味はそれぞれ異なり、災害時に備えて急いで買ったものが口に合わないこともあります。平時に色々試して口に合うものを備えることが大切です。おすすめは、愛子ちゃんの水煮サバ缶や、サバカレーの缶詰で、どちらも美味しいと評判です。

7位カップ麺

カップ麺は非常食として人気があります。お湯が確保できれば手軽に美味しく栄養を摂取できますが、長期間食べ続けると塩分や糖質の摂り過ぎになる恐れがあります。最近では、塩分や糖質をカットし、ビタミンやタンパク質を強化した「カップヌードルプロ」や、乾燥野菜がたくさん入った「ジポ麺」など、より健康に配慮したカップ麺も登場しています。これらを備えることで、栄養の偏りを減らすことができるため、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

6位灯油

東日本大震災は寒い3月に発生したため、暖を取るための灯油の需要が高まりました。視聴者からも、灯油を買うために数時間並んだり、購入量に制限があったりしたとのコメントが寄せられました。普段から灯油を使用する家庭は、寒さ対策として一定量の灯油を備えておくことをお勧めします。また、寒さ対策については、コスパ良く暖を取る方法や省エネグッズを紹介した動画も参考にしてください。

6位ランタン

大地震が起きると震源地周辺では大規模な停電が発生し、平均で約1週間続きます。停電時にはライトがなければ夜は真っ暗になるため、懐中電灯やランタンを急いで買う人が多くなります。備えるべきライトは3種類あり、フラッシュライト(懐中電灯)、ランタン、ヘッドライトです。フラッシュライトは特定の場所を明るくし、ランタンは部屋全体を広く照らし、ヘッドライトは両手を使いながら視界を明るく保ちます。これらを状況に応じて使い分けることで、停電時の安全と快適さが大きく向上します。

4位ストーブ

寒い時期に地震が起きたため、寒さ対策としてストーブやヒーターを買う人が多かったと考えられます。インフラが復旧する前はエネルギーの確保が難しいため、カセットガスを使ったストーブなどを備える人もいますが、カセットガスの消費量が多く現実的ではありません。そのため、防寒具を重ね着できるように準備したり、ポータブル電源と超省エネの電気毛布を備える方が現実的です。

3位カセットコンロ

カセットコンロとカセットガスにはそれぞれ使用期限があり、カセットコンロは10年、カセットガスは7年が推奨されています。期限を超えると安全性が損なわれる可能性があるため、定期的に交換することが重要です。最近のカセットコンロは燃焼効率や耐久性が向上し、風に強いタイプも登場しています。これらの特性を考慮しつつ、適切なカセットコンロを選ぶことが推奨されています。

2位ミネラルウォーター

地震が発生すると電気やガスと共に大規模な断水が起こります。電気の復旧に比べて断水の復旧には時間がかかり、過去の大地震の例では約1ヶ月かかることが多いです。災害から半月経つと給水車や支援物資で一定の水を確保できますが、それまでは自前での備えが必要です。特に災害直後は川の水も汚染されている可能性があるため、安全な水の確保が難しくなります。

内閣府は1人1日3リットルの水を3日分備蓄するよう推奨していますが、実際には全く足りません。生活用水も含めると1日6リットル必要で、最低でも10日分(60リットル)を備える必要があります。非常用トイレや水のいらないシャンプーなどの衛生用品も用意して、水の消費を抑えることが大切です。

著者は、長期保存水や市販のペットボトル水で飲み水を確保し、生活用水はボリタンクに溜めた水を電動浄水器で浄水して使う予定です。浄水器は泥水をきれいにする性能があり、川や雨水は使用せず、水道水を浄水して使う計画です。

災害時に必要な水の備蓄やその方法については、著者の過去動画で詳しく説明されています。東日本大震災後に最も買い求められた物についても言及されています。

1 位感電池

災害時に備えて感電池で動くラジオやライトなどを用意していたが、いざ使うとなると電池の数が足りなくなった人が多かったため、多くの人が急いで買いに走りました。防災備蓄では、なんとなく備えていた物資が実際には量が足りないことがよくあります。特に、感電池の備蓄が不足していたため、多くの人が改めて備蓄品の再確認を行うべきです。

2011年の東日本大震災では、停電中の電力供給手段として電池が主流でしたが、現在はモバイルバッテリーやポータブル電源など多様な方法があります。これらの備えにより、スマホや防災用品の充電切れを防ぐことができ、電子レンジや炊飯器なども使用可能になります。

災害時には物資が買い占められて手に入らなくなることが多いため、備えが不十分だと感じた方は十分な数量の備蓄をするようにしてください。特に液体ミルクは赤ちゃんの命を救う可能性があるため、赤ちゃんがいる家庭はしっかり備えてください。

また、質問として、災害後に手に入らなくなると思うものや実際に被災後に手に入らなかったものをコメントで教えてください。気軽にコメントしてください。

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